結婚式では席札メッセージカードを用意しよう!書き方の注意点と文例集
2023.2.2

結婚式、披露宴では、来てくれたゲストのための「席札」を用意しますよね。
そこで、ちょっとしたサプライズも含めてゲストへ向けてメッセージカードを用意してみませんか?
どんなメッセージを書けばいいのか悩んだときに使える文例もあわせて、ご紹介していきます。
席札メッセージカードとは?
席札メッセージカードとは、結婚式や披露宴でゲストがつく場所がわかるように用意された席札と、そこにメッセージを添えることを両立させるカードのことです。
多くの場合、表面にゲストの名前、裏面や内側にメッセージを書きます。
新郎側のゲストなら新郎が、新婦側のゲストなら新婦がメッセージを寄せることが一般的です。
共通の友人であれば、新郎新婦の連名にてメッセージを宛てても良いでしょう。
基本的には、席札さえあれば問題なく、メッセージはあくまで「あってもなくてもよいおまけ」です。
しかし、新郎新婦から個別のメッセージがあれば、どんなゲストも「おっ」と思うことでしょう。
結婚式や披露宴では、主役となる新郎新婦はすべてのゲストときちんと顔を合わせて、ゆっくり話す時間を確保するのは難しいものです。
面と向かって伝えるのは気恥ずかしい言葉も、メッセージなら素直に伝えられるかもしれませんね。
手書きのメッセージは気持ちが伝わりやすく、ひと言でもあると好印象になるでしょう。
席札メッセージカードの基本の書き方
席札メッセージカードは、必ずこのようにしなければいけないという書き方がありません。
基本的には、相手を嫌な気持ちにさせなければどのように書いても良いでしょう。
しかし結婚式というおめでたい席であるため、縁起の悪い内容やせっかく来てくれたゲストに失礼にあたる内容は避けた方がいいでしょう。
特に注意したいのが、忌み言葉、重ね言葉と呼ばれる言葉です。
「切る」「消える」「別れる」「途絶える」「失くす」「終わる」「離れる」……。
このような言葉は、別れを連想させ縁起が悪いため結婚式のようなおめでたいシーンでは不適切とされています。
また「たびたび」「わざわざ」「重ね重ね」といった言葉が重ね言葉となります。
これらの言葉は、同じ言葉を繰り返すことから「結婚を2回する=離婚」をイメージさせてしまうため、同様に縁起が悪いと言われています。
さらに、「、」や「。」文頭の一字下げも避けましょう。
これらは、「終止符を打つ」という意味から、やはりこちらも離婚をイメージさせてしまいます。
席札メッセージカードを作成するときのポイント
席札メッセージカードは、テーブルの雰囲気やカラーと合わせてコーディネートすると良いでしょう。
テーブルクロスとのバランスを見ながら、アクセントになるカラーや馴染むカラーを探してみるとバランスが良くなり、おすすめです。
しかし、だからといっておしゃれさやデザイン性ばかり優先し、せっかくのメッセージが読めなくなってしまっては意味がありません。
台紙のカラーは薄めのものを選び、ペンは黒やネイビーのように読みやすいものでしっかりと記載してください。
また、メッセージカードの紙質によっては、インクがにじんでしまうこともあります。
メッセージカードは必ず余分に用意し、いきなり本番のものを書くのではなく必ず試し書きをしてください。
あわせて、シャープペンシルや鉛筆のように消えてしまうものは使わないようにしましょう。
席札メッセージカードの文例
席札メッセージカードに書く内容は基本的に「参列してくれたことに対する感謝」となります。
そのほか、相手との個人的なエピソード、嬉しかった言葉、思い出などを添えると、もらったゲストも「自分のためを思って書いてくれたんだな」という気持ちになるでしょう。
最後には、相手のことを思った一言で締めてください。
ここからは、実際の文例をご紹介していきます。
「本日はご列席くださりありがとうございます
仕事でもプライベートでも◯◯さんは私のあこがれです
これからもどうぞよろしくお願いします」
「今日は来てくれてありがとう
◯◯ちゃんはいつも相談に乗ってくれて本当に感謝しています
結婚してからも変わらず仲良くしてね」
「遠方からお越しいただき本当にありがとうございます
いつも私たちを温かく見守ってくださり夫婦とも大変感謝しております
本日はぜひ楽しい時間を過ごしてください」
まとめ
席札メッセージカードとは、席札に個人的なメッセージを寄せるという、参列してくれたゲストへ向けたサプライズメッセージです。
メッセージは必ず書かなければいけないものではありませんが、だからこそ一言でもなにか書いてあることで印象深くなるでしょう。
基本マナーや文例も参考にしながら、一人ひとりへ向けたメッセージを考えてみましょう。
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このコラムの監修者


ル・センティフォーリア大阪
「ル・センティフォーリア大阪」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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