婚姻届の「本籍」とは？どう確認する？新本籍の決め方は？ 大阪・梅田の結婚式場なら ル・センティフォーリア大阪【公式】

婚姻届を記載するときには、どの部分に何を記載すればいいか悩んでしまいますよね。
特に間違いやすく、注意しなければいけないのが「本籍」です。
新本籍は特に悩みやすいポイントとなりますので、解説していきましょう。

婚姻届に書く「本籍」とは？

婚姻届には「本籍」を記載する欄がありますが、この「本籍」について「よくわからない」と感じてしまう人もいるでしょう。
「本籍」とは、自分の戸籍がある場所のことです。

一般的に利用される住所や、実家の住所とは別物のこともあります。
本籍への登録は、国内の地番が存在するところであればどのような場所でもできるため、ゆかりのない土地が登録されている可能性もあるのです。
現在の本籍が不明な人は、後述する手順に従って確認しておきましょう。

また、「本籍地」という言葉もあり一見同じように見えてしまうかもしれませんが「本籍」と「本籍地」は違います。
本籍が住所と同様に特定の地域や番地を明確にするものであるのに対し、本籍地とは、本籍を管理する自治体を指します。
本籍が分かれば本籍地もわかりますが、「戸籍謄（抄）本」などを取得するときのためにも、本籍地もチェックしておきましょう。

本籍の確認方法は？

本籍は、住民票の写しを取得することによって確認できます。
そのため現在住んでいる自治体の役所窓口へ向かい、住民票を受け取りましょう。
そのとき、必要になる交付申請書の「本籍・筆頭者」という項目にチェックすることを忘れないようにしてください。
このチェックを忘れると、本籍地が記載されていない住民票を受け取ることになってしまいます。
結局、本籍地はわからないままになってしまいますので、注意しましょう。

また、住民票の取得そのものは、現在住んでいる地域でない自治体の窓口でも可能です。
しかしその場合、本籍や筆頭者は記載されないため注意してください。
「筆頭者」とは、戸籍の最初に記載されている人を指します。

そのほかの確認方法として、運転免許証に本籍が記載されているケースもあります。
その場合には、運転免許証をチェックすることで簡単に本籍の確認ができるでしょう。

一方で最近の免許証は詳細情報がICチップに保存されており、確認できないものもあります。
その際も、スマホアプリや警察署・運転免許センターにある端末から確認ができます。

婚姻届には本籍を記入する箇所がふたつある

婚姻届には、本籍を書く部分が2カ所あります。
ひとつは、前述の通り婚姻届を出すときまでの本籍です。
これは、ご紹介した方法で夫婦それぞれが確認できる本籍を記載しましょう。

もうひとつは、結婚後に新しく決める本籍です。
婚姻届を提出する際には、調べた本籍とは別に、新たに決めて書かなければいけません。
新しい本籍は、夫婦二人でひとつの場所を指定し、別々の場所を選ぶことはできませんので注意しましょう。
もちろん「旦那の現在の本籍を二人の新しい本籍とする（旦那の本籍は変わらない）」ということも可能です。

新しい本籍はどうやって決める？

新しい本籍の場所は、基本的にはどこでも構いません。
新たな本籍は、番地が割り振られた日本国内の土地であれば自由に決められます。

本籍として定められる場所は、日本国内の「土地台帳」に記載されている場所すべてです。
土地台帳を確認したい場合は、管轄の法務局や役所などに問い合わせましょう。

【新しい本籍場所の例】
●どちらかの実家
●現在の住所
●二人の新居の住所
●二人の思い出の場所、など。

上記を参考に、二人で相談しながら、自由に決めてみてもいいでしょう。
例えばテーマパークや初デートをした場所などを本籍として登録しても構いません。

ただし、あまり遠くの土地を登録してしまうと、その後戸籍謄本を取得するのが大変になってしまいますので注意してください。
戸籍謄（抄）本は本籍地の自治体役所でしか取れないことから、住んでいる場所から遠いところに登録してしまうと、その都度手間がかかってしまいます。
ただし、本籍地の近くに祖父母や両親などがいるのであれば、代わりに取得してもらうこともできます。
また、本籍地の役所が自動交付サービスを取り入れている場合、あらかじめ利用登録をしておけば遠方からでも簡単に取得が可能です。

こうした条件も踏まえながら、新しい本籍をどうするか二人で相談しましょう。

まとめ

婚姻届を提出する際には、本籍の記入が必要になります。
本籍は実家の住所などと同じとは限りませんので、住民票を取得することで確認できます。
また、新しい本籍を決める必要もあることからよく話し合って決めましょう。