新郎のウェルカムスピーチでゲストへ感謝を伝えよう!内容の構成と文例を解説
2023.3.2

結婚式、披露宴ではそれぞれの夫婦が工夫しながら、来てくれたゲストへ精一杯のおもてなしするものです。
そのためのアイディアはさまざまですが、工夫のひとつとなるのが、新郎による「ウェルカムスピーチ」です。
ゲストへの思いを込めて行うスピーチの内容や、実際に使える文例をご紹介していきましょう。
ウェルカムスピーチとは?
ウェルカムスピーチとは、新郎や新婦による、ゲストへの気持ちを伝えるスピーチのことです。
当日、集まってきたゲストは皆、新郎新婦のために時間の都合をつけ、出席してくれています。
中には「遠方から前乗りしてわざわざ来た」「この日のために仕事を前倒しで片付けた」というようなゲストもいるかもしれません。
こうしたゲストのために、感謝を込めてスピーチを行うことによって、ゲストは「二人のために来て良かったな」という気持ちを覚えやすくなるでしょう。
感謝の気持ちとともに、これからはじまる披露宴にまつわるコメントすることで、ゲストの期待も高められます。
「ゲストの皆さまにもご参加いただき、お楽しみいただける演出を用意しました」
「お食事の最後には、目にも楽しいデザートをご用意しています」
こうした一言があると、ゲストがこれからはじまる披露宴に期待を寄せてくれるでしょう。
「かしこまったスピーチは、あまり自分らしくない!」という人は、フォーマルなスピーチの中に自分たちらしい表現を取り入れましょう。
親しい友人や身近な人の自分らしい言葉遣いを耳にすることで、固くなりがちなフォーマルシーンで、ほっと一息つくきっかけになります。
もちろん基本的なマナーも大切ですが、ぜひ自分たちらしい表現を考えてみてください。
ウェルカムスピーチの基本構成
ウェルカムスピーチは、披露宴の冒頭に行います。
そのため、長く時間をかけてしっかり気持ちを伝えるというよりも、これからはじまる披露宴へ向け簡潔に短く伝えることが大事です。
おおむね1~2分ほどを目安として内容決めましょう。
構成としては、最初に参列してくれたゲストへのお礼を伝えます。
「本日はご多用のところ……」といった言葉で、まずは挨拶をしてください。
そして披露宴は結婚式が済んだタイミングで行いますから、結婚式が済んだことの報告をしましょう。
続いて、結婚式が滞りなく済み、続いては披露宴であることの説明と、ゲストへの日頃の感謝の気持ちを伝えます。
最後に、披露宴を楽しんでもらいたいという締めの挨拶で終えます。
ウェルカムスピーチで意識すべきこと
結婚式というおめでたいシーンだからこそ、使う言葉には注意しなければいけません。
こうしたマナーは、結婚式にゲストとして招待されたときに用意するスピーチで語られることが多いですが、新郎新婦のスピーチでも同様です。
特に注意すべきなのが、忌み言葉や重ね言葉です。
これらの言葉は別れを連想させるとされており、結婚式で使用するのはタブーです。
特に「くりかえし」や「たびたび」のような重ね言葉はつい使ってしまいがちです。
しかし結婚を繰り返す=離婚という縁起の悪い言葉ですから、気をつけてください。
具体的には、次のような言葉に注意しましょう。
【忌み言葉・重ね言葉の例】
・別れる、失くす、切る、切れる、離れる
・負ける、敗れる、嫌う
・九、四(苦しむ、死ぬの語呂合わせから)
・繰り返す、繰り返し、たびたび、またまた、しばしば、再び
こうした点にも注意しながらスピーチ内容を考えるとなると、「正しい内容をちゃんと覚えられるかな?」と心配になってしまいますよね。
ウェルカムスピーチでは、カンニングペーパーを使っても構いません。
もちろん、不要な人はカンニングペーパーなしでもOKです。
緊張してしまいそうなら、あらかじめ練習をしておくとよいでしょう。
ウェルカムスピーチの文例
ここからは、実際に使えるウェルカムスピーチの文例をご紹介していきます。
【ウェルカムスピーチの文例】
「本日はご多用のところ 私たちの結婚披露宴にご足労くださり ありがとうございます。
さきほどみなさまに見守ら夫婦の誓いを立てることができました。
みなさまのおかげで素晴らしい日を迎えられましたこと 心から感謝いたします。
本日は 日頃お世話になっている皆さまへ少しでも感謝の気持ちを届けたく このような席を設けさせていただきました。
短い時間ではありますがどうぞ皆さま おくつろぎの上 心ゆくまでお楽しみいただければ幸いです。」
プラスして、披露宴のこだわりなども解説しながら伝えると良いでしょう。
まとめ
新郎によるウェルカムスピーチは、披露宴のスタートを待つゲストへ向け感謝を伝えられる大事なシーンです。
演出に悩んだときには、ぜひ取り入れてみるといいかもしれません。
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このコラムの監修者


ル・センティフォーリア大阪
「ル・センティフォーリア大阪」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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