結婚式の引き出物はなにがいい?費用相場は?喜ばれるギフトを用意するには
2023.2.14
結婚式では、来てくれたゲストのために「引き出物」を用意します。
その際には、相場金額はどのくらいなのか、選び方やマナーはあるのかといった点を意識することによってよりスムーズに選びやすくなるでしょう。
新郎新婦がチェックしておきたい、引き出物にまつわる基本の情報をまとめています。
まず確認しておきたい引き出物の基礎知識とは?
引き出物とは、新郎新婦が結婚式に参加してくれたゲストにお渡しする、感謝の気持ちを形にしたものやお礼の品のことです。
「引き出物」の由来は、かつてお祝いやおめでたいことの席で「土産物として用意した馬を引き出して見せた」ことと言われています。
かつて、結婚式では「来てくれた人へのお土産」として、引き出物と同じ立ち位置のものを用意していました。
きちんとした贈り物に限らず「家族のためにごちそうを持って帰ってもらう」というような形でお土産を渡していたこともあります。
歴史の移り変わりの中で、引き出物の意味合いや内容も変化していきました。
近年では「来てくれたゲストへのお返しとして記念品を渡す」「ご祝儀を頂いたことのお返し」といった意味で用意することも少なくありません。
いずれにしても「来てくれたゲストに喜んでほしい」という気持ちが引き出物の文化につながっているようです。
基本的には、ご祝儀に対して引き出物を一つ用意します。
そのためいただいたご祝儀が連名なら、用意してくれた人の人数に関係なく引き出物はひとつで構いません。
引き出物にはどんなものを選ぶ?
引き出物は披露宴会場で渡し、二次会や三次会を経て持って帰るまでゲストに持ち運んでもらうことになります。
そのため「かさばらない、重くないもの」を選ぶのが基本です。
お酒やドリンクなども引き出物として人気ですが、ものによっては移動の際邪魔になりかねません。
あまり大きくなく、持ち運びやすいものを意識してください。
ちなみに引き出物は、ひとつとは限りません。
メインとなるものと、お菓子などのちょっとしたものを組み合わせる引き出物が主流です。
もちろん、必ずしもこのようなものでなければいけないわけではありませんが、費用との兼ね合いで悩んでいるときには「点数を調整する」という方法も検討しましょう。
ただし、引き出物の数について「偶数は割り切れるため縁起が悪い」と考える人もいます。
そのため、できれば品数を奇数で揃えるのが無難です。
地域や風習によっても変化しますから、わからないことがあればウエディングプランナーや結婚式場へ相談してみるとよいでしょう。
引き出物の費用相場はどれくらい?
前述の通り引き出物は、「ご祝儀のお礼」として用意することもめずらしくありません。
そのため、いただくであろうご祝儀の金額を考慮しなから用意しましょう。
メインとなる引き出物は、いただくと予想されるご祝儀のだいたい10%ほどが目安となります。
ご祝儀に3万円ほどいただくであろう人には3,000円、5万円いただくであろう人には5,000円、10万円いただくであろう人には1万円と、それぞれ用意しておきましょう。
さらに、これらの引き出物に1,000円前後のお菓子などを添えて、あわせて引き出物とします。
お菓子類は、いただいたご祝儀の金額に関係なく同じものを用意して構いません。
ゲストにとって「もらってうれしい引き出物」とは?
せっかくなら、受け取ったゲストが「うれしい!」「センスがある!」と思うような引き出物を用意したいですよね。
人気の引き出物には、例えば「カタログギフト」が挙げられます。
カタログギフトとは、カタログにさまざまな商品が掲載されており、その中から好きなものをセレクトし、受け取ることができるという商品のことです。
カタログギフトはなんといっても、ゲストが自分で好きなものを選べるため「もらっても困る」という状態になりにくいでしょう。
カタログギフトには「食べ物に特化したカタログ」「体験型カタログ」「女性向けカタログ」「男性向けカタログ」「世代別カタログ」などさまざまあります。
ブランドから展開されていることもありますので、色んなカタログギフトを見比べながら魅力的なカタログを探してみましょう。
そのほかには、やはり実用的なものや普段使い出来るものに人気が集まっています。
例えば、次のようなものです。
●ブランドのものの食器やカトラリー
●マグカップ、グラス
●それらテーブルウェアのセット
●レンジ調理器具などのキッチンアイテム
●高級ステーショナリー
●ビジネスでも役立つ名刺入れや小銭入れ
●有名店のスイーツ
●自然派ジュースなど人気のドリンク類
「自分では購入しないけれど、憧れがある」
「あれば便利だけど、なかなか自分では買わないもの」
というようなアイテムだと、嬉しいと感じる人が多いようです。
まとめ
結婚式や披露宴でゲストにお渡しする引き出物は、時間を作ってきてくれたゲストへの感謝の気持ちを伝えられるアイテムです。
カタログギフトや食器類などメインに、お菓子類を組み合わせるのが基本です。
その他にも持ち運びにかかる負担を考慮しながら、ゲストが喜んでくれるアイテムを考えてみましょう。
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このコラムの監修者
ル・センティフォーリア大阪
「ル・センティフォーリア大阪」は、東証スタンダード上場企業(コード番号:3607)の株式会社クラウディアホールディングス・株式会社クラウディアコスチュームサービスが運営する結婚式場で、結婚に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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