両家顔合わせに手土産は必要？手土産の選び方と渡し方【公式】大阪・梅田の結婚式場なら ル・センティフォーリア大阪

両家顔合わせに手土産は必要？手土産の選び方と渡し方

2022.7.2

両家顔合わせは、これから新たに家族となる人たちを知る大切な時間となります。
だからこそ失礼なく、好印象を与えられるようにふるまいたいものですよね。
そこで手土産は必要なのか、またどんなものを持っていけばいいのか確認しておきましょう。

1 顔合わせ食事会に手土産は必要？
2 手土産として用意するのにおすすめのものとは？
3 手土産にのし紙は必要？
4 顔合わせ食事会で手土産を渡すときのポイント
5 まとめ

顔合わせ食事会に手土産は必要？

顔合わせ食事会とは、これから結婚するふたりとその家族が会う機会のことです。
そうした顔合わせの機会として「結納」もありますが、顔合わせ食事会はよりカジュアルな場と言えるでしょう。
形式ばった結納の代わりに、食事をとりながら和やかに距離を縮めるというのも近年ではめずらしくありません。
また、結納は結納で行いながらも、その前に顔合わせをしておくというケースもあります。

そんな顔合わせ食事会では、手土産の交換が行われます。
顔を合わせた際に手土産を渡すことは、会話のきっかけづくりにもなるでしょう。
ただし、手土産を持っていくかどうかは一方的に決めてはいけません。
もし当日、どちらか一方だけが手土産を持ってきて、もう片方が用意していないとなると双方気まずい思いをしてしまいます。
そのため手土産を持っていく予定があるのであれば、新郎新婦に伝えて両家のあいだで共有しておきましょう。

そしてお土産は、金額に差が出すぎても相手が気を悪くしてしまいます。
そのため目安となる金額についても、新郎新婦づてにさりげなく伝えて共有しておきましょう。
費用の相場は、だいたい3000~5000円くらいです。
高すぎても相手に気を遣わせてしまうことから、相場を意識しましょう。

手土産として用意するのにおすすめのものとは？

手土産を持っていくといっても、どんなものを用意すればいいか悩んでしまうのではないでしょうか。
もっとも一般的なのは、お菓子やお酒といった消え物です。
特に、それぞれの実家のある地域の銘菓や地酒なら、どこでも手に入るものではないため喜ばれるでしょう。

事前に「お酒が好き」などの情報があれば「◯◯（息子、娘）からお好きだと聞いていたので」と添えて渡すのもおすすめです。
「うちの地元では、このような文化があるんです」といったきっかけから、話が弾んでいくこともあるかもしれませんね。
賞味期限が短いものは扱いが難しいため、常温でもできるだけ長く保管できるものがおすすめです。
また自宅まで持ち帰らなければいけないからこそ、要冷蔵のもの、重いもの、荷物のじゃまになる大きなものも避けましょう。

さらに、人によっては「切り分ける」、「割る」という作業が必要になるものを縁起が悪いと考える場合もあるため、そうした工程の不要なものを選びましょう。
また紅白や松竹梅といったモチーフのような、おめでたい雰囲気のものなら喜ばれます。

手土産にのし紙は必要？

きちんとした贈り物というと「のし紙」が必要なのではと考えるのではないでしょうか。
のし紙は必ずつけなければいいというわけではありませんが、つけるとより丁寧な印象になるでしょう。
その際には赤白で、結び切りの水引のものをつけましょう。

結婚は「人生で一度のお祝い」ですから、必ず結び切りを選んでください。
「何度あってもよい祝い事」に使われるちょうちょ結びのものは、結婚のシーンには不適切です。
ともすれば離婚を意味しているようにも思われてしまうので、避けてください。
表書きは「寿」や「ご挨拶」とします。

ただし、このようなお祝い用ののし紙を使うのは両家が結婚に合意しているということが条件となります。
相手がこれから結婚の報告をされるとき、まだ同意していないときには、お祝いの用意はまだ早いと言えるでしょう。
顔合わせ食事会というシーンなら心配しすぎる必要はありませんが、相手方へお渡しするものには注意が必要であることを覚えておきましょう。

顔合わせ食事会で手土産を渡すときのポイント

顔合わせ食事会における手土産は、両家の挨拶のあとにさりげなくお渡ししましょう。
ただし、必ずこのタイミングでなければならないというわけではありません。
会話が自然に弾み、それをさえぎって手土産を渡すのがしのびないのであればお開きのタイミングで渡しても構いません。

手土産は風呂敷などに包んで用意し、お渡しするときには風呂敷から取り出します。
手渡しの際には、のし紙に書かれている内容が相手から読みやすい方向になるように渡します。
「お近づきのしるしです」、「地元の銘菓なのですが、ぜひ地元の味を楽しんでいただきたく」といった言葉を添えて渡しましょう。
相手に受け取ってもらってから「お帰りの際にお使いください」と、紙袋もあわせて渡します。
店先で立ったままやりとりをするような状況であれば、わざわざ取り出して中身を見せて……と対応する必要はありません。
「お近づきのしるしです」、「地元の銘菓なのですが……」といった言葉とともに、紙袋のままさっと渡しましょう。