結婚内祝いにお礼状は必要？書き方は？悩んだら文例もチェック 大阪・梅田の結婚式場なら ル・センティフォーリア大阪【公式】

結婚のお祝いをいただいたら、内祝いとしてお礼の品をお送りするのが一般的です。
そのとき「ただ品物だけ渡してもいいの？」「お礼状は必要？」と悩んでしまいますよね。

お礼状は、シチュエーションや相手との関係性によって必要だったり、書き方が違ったりしますので、あらかじめ確認しておきましょう。

結婚内祝いを渡すときにお礼状は必要？

結婚内祝いのお礼状は、やはり用意したほうが好印象になります。
しかし、必要かどうかはシチュエーションによっても異なるためよく見極めるべきでしょう。

例えば、相手のもとをうかがったりして結婚内祝いを直接手渡しするときには不要とされることも多いようです。
本来ならお礼状に記載する、お祝いに対するお礼やこれからもよろしくお願いします、という旨を直接伝えられるためです。

ところが、遠方の相手へ内祝いを送るときのように、顔を見てお渡しできないときにはお礼状を書きましょう。
お礼状は内祝いに同封して送っても構いませんし、別々に送ってもよいとされています。

お祝いを購入した店舗から直接配送するときのように、品物との同封が難しいときには別々に送りましょう。
その際にはお礼状のほうが早く到着するように投函するとともに、文中に「お祝いの品物は後日届きます」と一言添えましょう。

結婚内祝いを贈るタイミングは、挙式が終わってから2週間～1ヶ月が目安とされていますが、早いタイミングでお祝いをいただいたときは、先にお礼状だけ送っても構いません。
目安の期間よりも遅れてしまったときは、お礼状にお詫びを書き、電話でも謝罪するとより丁寧な印象になります。

結婚内祝いのお礼状マナー

お礼状の目的は、当然ながら相手にお礼を伝えることです。
そのため書き方や送り方についても、感謝の気持ちがまっすぐ伝わるように十分気を配りましょう。

伝え方が丁寧でないとそれだけで、せっかく感謝の気持ちを抱いていたとしてもうまく伝わらなくなってしまいます。
そのため、お礼状を書くときにはラフになりすぎないよう、丁寧な表現を心がけて書きましょう。
また結婚祝いや内祝いのようなおめでたいシーンでは、縁起の悪い表現を避けることがマナーとされています。

例えば、句読点です。
一般的な文章では必要不可欠とも言える句読点ですが、お祝いの場面では「区切り、終止符を打たない」という意味を込めて句読点を使わないことが多い傾向にあります。

また、忌み言葉や重ね言葉と呼ばれる言葉も、縁起の悪い言葉として知られています。
忌み言葉には、例えば「別れ」「終わり」を連想させる言葉が挙げられます。

「切る」「去る」「返す」などの言葉も、あまり印象のよい言葉とは言えずせっかくのおめでたいシーンに水を差す縁起の悪いものと考えられてしまいますので使用しないよう注意しましょう。

また、くりかえし重ねるような言葉も再婚を連想させてしまうことから、結婚祝いにおいては縁起が悪いということで使わない方がよいとされています。
「しばしば」や「たびたび」、「常々」といった言葉を使わないように注意してください。

さらにお礼状では、数字に漢数字を使うのが一般的です。
日付や住所を書くときにも「二〇二二年」といったように記載しましょう。

結婚祝いお礼状の基本マナー

お礼状の便箋や封筒には、できるだけシンプルなものを選びましょう。
厚手の白い便箋に、白の二重封筒をあわせるのが一般的とされています。

さらに縦書きのものを選ぶほうが、よりフォーマルな印象になるでしょう。
もし親しい相手であれば、こうした形式ばったものだけでなくカジュアルな便箋や封筒、メッセージカードなどで構いません。

内容を記載するときには黒か青の万年筆や毛筆を使うのが正式とされていますが、慣れていなければボールペンでも構いません。
お礼状を書くときには、「拝啓・謹啓」といった言葉からはじめ、時候の挨拶なども盛り込みながら丁寧に書きましょう。

内容には、「お元気ですか？」というような相手への気遣い、お礼や感想、内祝いを送ったことのご報告などを書いていきます。
さらに、結婚生活にまつわる報告や、これからもよろしくお願いしますといった言葉を添え、結びの挨拶、「敬具」「敬白」といった表現で終えます。

親しい相手には、もっとカジュアルな表現でも構いません。

結婚内祝いのお礼状文例

目上の人へのお礼状は、文例を参考にしながら丁寧な表現を心がけましょう。

「謹啓　初春の候 ○○様におかれましてはさらなるご健勝のこととお喜び申し上げます
このたびは 結構なお祝いを賜り 誠にありがとうございました
おかげさまで○月○日にとどこおりなく結婚式を挙げ 新しい生活を始めることができました
頂戴しました○○は 新生活でありがたく活用させていただいております
ささやかではございますが お礼のしるしに 心ばかりの品をお送りいたしましたので ご笑納いただければ幸いです

引っ越しも落ち着き 新生活にも慣れてきました
未熟なふたりですが 温かい家庭を築いてまいりますので今後ともご指導ご鞭撻くださいますようお願い申し上げます
敬白」

最後に日付、新しい住所、2人の名前を連ねてください。

まとめ

結婚祝いをいただいたら、忘れずに内祝いを用意するとともにお礼状も添えましょう。
友達や身内ならカジュアルな内容で構いませんが、目上の人やビジネスの相手には丁寧な表現を心がけてください。