結婚式に協力してくれたゲストに「お礼」が必要？誰にどんなものをいくら渡すべき？ 大阪・梅田の結婚式場なら ル・センティフォーリア大阪【公式】

結婚式に協力してくれたゲストには、格別のお礼を用意したいもの。
しかし「どんなものを」「誰に」「どのように」渡すかについては、悩んでしまいますよね。
相手への感謝も込めて、結婚式のお礼を用意するためのマナーをご紹介しておきましょう。

結婚式のゲストには「お礼」を渡さなければいけない？

結婚式では、特定のゲストに対して新郎新婦がお礼を用意しましょう。
「特定のゲスト」には、例えば次のようなゲストが含まれます。

●受付をしてくれたゲスト
●主賓・乾杯の挨拶をお願いしたゲスト
●司会をお願いしたゲスト
●撮影をお願いしたゲスト
●余興やスピーチ、ブライズメイドなどをお願いしたゲスト
●二次会幹事をお願いしたゲスト

ゲストにお渡しする「お礼」の相場金額とは？

ゲストにお渡しするお礼は、だいたい数千円から3万円程度が目安になります。
相手にお願いした内容によっても異なり、受付やスピーチ、余興などであれば3000～5000円ほどを用意しましょう。

受付ならば実際に受付の作業をはじめる前に、新郎新婦の親から挨拶を兼ねてお渡ししてください。
新郎の友人であれば新郎の親、新婦の友人であれば新婦の親からお渡ししましょう。
受付ではなく余興などであれば、新郎新婦から直接お渡しすると丁寧です。
披露宴が終わってから、あるいは後日改めてお渡しするとよいでしょう。

またお金ではなく、プチギフトを贈るという方法もあります。
商品券やギフトカードのほか、コスメやバスグッズなどのセット、スイーツなど相手に喜ばれるものを用意しましょう。

リングボーイやフラワーガールを担当してくれた子どもには、おもちゃやお菓子もおすすめです。
ただしアレルギーや教育方針もありますから、事前に子どもの保護者へ確認しておくといいですね。
おもちゃであれば、披露宴の席においておくことで披露宴も退屈せずに過ごせますよ。

司会や幹事など、拘束時間の長い仕事や大役をお願いしたゲストへは3～5万円ほどを目安にするとよいでしょう。
ただし、仲人の場合はそれよりもさらに高い金額のお礼を用意します。
一般的には「ご祝儀の2倍」が目安とされており、10万～20万用意しましょう。

ご祝儀袋も金額に応じた格式の高いものに包み、菓子折りなどといっしょに両家の親から、結婚式後に控室でスマートにお渡ししてください。

「お礼」に近しい存在の「お車代」とは？

結婚式でお渡しするお礼と似た存在として「お車代」が挙げられます。
お車代とは、遠方から結婚式のために来てくれたゲストのために、新郎新婦が用意する交通費や宿泊費です。

お車代は遠方からのゲストにお渡しするのが一般的ですが、挨拶などをお願いしたゲストへ向けて、感謝の気持ちとして用意することもあります。

お車代を用意するにあたって悩んでしまうのが「どのエリアから来てくれた人が遠方から来てくれたゲストにあたるのか」ということではないでしょうか。
具体的には「結婚式の出席にあたって新幹線や飛行機を利用するかどうか」を目安とする人が多いようです。

新幹線や飛行機を利用しなければならない距離の場合、往復の移動だけで費用がかかってしまうため、少しでも負担を抑えられるようにお車代を用意するとよいでしょう。
移動手段がそれ以外であっても、往復で1万円程度かかってしまうのであればお車代を用意するとよいかもしれません。

また、遠方の場合はその日のうちに日帰りで移動するのが難しく、宿泊が必要になることもあるでしょう。
その際には宿泊にかかる費用も新郎新婦からお渡ししたり、会場近くの宿泊施設を手配したりするようにしてください。

お車代の相場や渡し方は？

お車代は、発生する交通費の半額から全額をお渡ししてください。
かかる費用が「◯千◯百円」のように端数になることも多いと思いますが、ぴったり用意する必要はありません。
端数は切り上げ、キリのいい数字を包みましょう。

親族へのお車代は、親族間で確認しておくべきこともあるため最初に親へ相談するといいかもしれません。
ビジネス関係のゲストや友人には、結婚式へお誘いする際に「お車代は半分しか出せないんだけど……」というように伝えておけば、のちのち金額でトラブルになりにくいでしょう。

また、同じエリアから来てくれるゲストが複数いるのであれば同じ金額を用意するようにしてください。
後ほど「お車代として、自分は〇万円もらったけれどあちらは△万円だったらしい」というように差があることを知られてしまうと、相手に嫌な思いをさせてしまいます。

さらにお車代は、必ず現金を用意しなければいけないわけではありません。
新幹線や飛行機のチケットを渡すという方法でもOKです。
ただしその際は、何時の便にするかなど詳細をゲストとのやりとりの中で決める必要があり、キャンセルや変更が原則できないので気を付けましょう。

まとめ

結婚式に参加してくれたゲストへは、お礼やお車代を用意しましょう。
もちろんすべてのゲストに用意するのでなく、協力してくれたゲストや遠方からのゲストが中心となります。
該当するゲストが多ければ多いほど費用がかさんでしまうので、必ずあらかじめ予算を確認しておきましょう。